【レビュー】 #1550 ガンダムフィックスフィギュレーション 0039 NT-1アレックス



2019年06月07日
GUNDAM FIX

ハイターゲット向け完成品トイのカトキ
…いや過渡期に誕生し、カトキ氏監修の
ガンダムトイとして高い人気を博していた
ガンダムフィックスフィギュレーション。

それらのアイテムを改めて振り返り、
令和の視点でレビューしていく
連載企画「G.F.F.アーカイブ」が
スタートするかもしれないよ。

…と言うのも、令和最初に買ったトイの
GFFのフルアーマーガンダムMk-3の
レビュー記事が、新製品並みにPVが
良かったので、今後も不定期的ながら、
時々GFFのレビューをアップできればと
思っている。

今回レビューのネタとしてピックアップした
GUNDAM FIXは#0039 NT-1 アレックス。

ROBOT魂が出るまでGFF以外の
アレックスのアクションフィギュアは
MIAしかなかったから、貴重な存在だった。

HCMproでは出なかったし、
ロボット魂にも影響を与えたと思われる
あの頃だから成立したシリーズにも
ラインナップされなかったからね。

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#0039 アレックスの発売日は2008年9月。
定価は4725円(消費税5%)
この次に出るエルガイムMk2モドキ
GFFNへとリブランドされているから
通常のGFFシリーズではラストアイテムとなる。

アレックスのGFF化は2度目。
前作は違うMSに変身する仕様で、
その割を食らって、チョバムアーマーが
付属しなかったけど、このリニューアル版は
しっかりフルセットでの発売となった。


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付属品一式。

箱は捨ててしまっており、説明書も行方不明
なのだが、たぶんパーツは全て揃っている。

大まかな付属品構成は、チョバムアーマー、
ビームライフル、シールド、バズーカ、
ビームサーベル、差し換え用ガドリング砲、
交換用手首。

交換用手首は銃とサーベルの持ち手が左右、
左手のみ平手が付属する。

この他、GFFの共通スタンドが付いている。


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カトキ氏のアレンジにて、他の1年戦争系
ガンダムと並べても違和感無いスタイルと
なっている。

ややスレンダーなバランスとなり、
設定画や劇中のオリジナルデザインとは
だいぶイメージが異なる。

全塗装にスミ入れ、さらにマーキングまで
施されており、今の目で見ればなかなか
豪華な仕上げ。今日び、同等の商品なら
定価5000円以下でこの仕上げは不可能。

ただし塗装精度に関してはイマイチ。
発色は悪くないが、塗膜が厚く、
表面がやや粗い。
また直線的な部分や細かい箇所が
あまりキレイに塗られていない。

最近の全塗装されているフィギュアは
この頃より塗装技術も格段に
進歩していることが分かる。

材質はPVCメインなので、
造型はシャープさに欠ける。


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顏は優しげな感じ。

肩アーマーが固定されず、グラつくので
どうしてもズレた状態になってしまう。


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ROBOT魂との比較。
GFFのほうがやや小さめ。

全体的なプロポーションは、
GFFのほうが若干劇中や設定画の
イメージに近いかも。


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ガドリングガンの展開は差し替え。

腕から青いカバーを取り外し、
ガドリング砲を挟んで付け直す。


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ビームライフルもちゃんと塗装され、
スミ入れやマーキングまで施されている。

シールドはグリップが可動。
腕にジョイントで取り付け、グリップを
握らせて持たせる。裏側には
ビームサーベルの柄×2本を取り付けできる。
(ビームサーベルの柄は4本付属)

表面にはロボ魂ではオミットされた
「ALEX」のロゴもプリントされているが
青い塗料の擦れが筋状になってしまっている。

かつてのGFFに関しては、この手の
塗料の擦れやはみ出しなどがよく見られた。


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アレックス専用ハイパーバズーカも付属。
これが初立体化だったような。

グリップは引き出し式になっている。


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最近のアクションフィギュアと比較すると
可動は厳しいが、GFFの中ではよく動くほう。

腰は前後にはスイングするが左右に
捻ることはほとんどできない。

腰のフロントアーマーが上がらないので
足を大きく上げることはできない。

GFFの共通スタンドは、自由度が低く、
ちょっと浮かして飾る程度しかできないと
思っていたが、使いようによっては、
そこそこかっこよく飾れる。


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肩の可動に関してはロボット魂を上回る。
上方と前方に肩を大きく引き出すことが可。
サーベルを両手で構えることも難無くできる。

なお、経年劣化で関節が緩くなっている
箇所が散見され、おなじみの関節強化剤
調整する必要があった。


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チョバムアーマーは差し替え無しで
装備可能。
ポロリしやすい箇所は特に無し。

着脱時に塗装面接触する箇所が多く
傷や擦れが心配になる。


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チョバム装着状態でロボット魂と比較。

アーマーを装着しても細身なのだが、
全塗装&スミ入れに、造形のダルさが
相まって、重装甲な雰囲気が演出されている。


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チョバムを付けてもあまり可動が
制約されることはなく、重装甲な割には
よく動く。肩のスイングもほぼ健在。

ビームサーベルはダボが柄のほうにあり
ちょっと仕事が雑に感じる。
ビーム刃の根元にダボが透けて見えてるよ。






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全塗装にスミ入れ&マーキングが施され
質感や色味はいいんだけど、塗装精度はイマイチ。
可動に関しては、ひと昔前のレベル。

プロポーションは人それぞれの好みだと
思うけど、材質の都合でフォルムに
カッチリした感じが無い。

今となってはロボット魂もあるし、
新しいプラモも出るし
アレックスの立体物を手に入れるのに、
あえてコレを選ぶ理由は思い付かないや。

でもこれはこれで好きだったし、
今時貴重な、全塗装&スミ入れ
&マーキング入りのガンダムの完成品
フィギュアとして、コレクションから
離脱することはないと思うよ。


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とびうお
Posted by とびうお