最新版のダグラム、原点回帰のマクロス、復活のボトムズ、そして伝説の… ~ 静岡ホビーショー2023レポート⑦
2023年05月24日
気になる新製品が多すぎて、
長々とお送りしている
2023年静岡ホビーショーのレポートも
そろそろクライマックス。
バンダイブースで発表された新作が
また1つ予約開始された
今回はグッドスマイルカンパニーのブースより
PLAMAXの新作プラモデルを紹介するよ。
グッスマのブースにはモデロイドのほか、
いつものようにMAXファクトリーが
間借りしており、PLAMAXの新作も
展示されていたんだけど、その中から
個人的に見逃せない強力ラインアップを
ピックアップします。
まずは、PLAMAXで最も精力的に
展開されている太陽の牙ダグラムの新製品。
アニメに登場した全コンバットアーマーを
プラキット化した後も、商品化の勢いは
衰える気配無く、ついにシリーズの
集大成と言えよう、究極のアイテムが登場する。

1/35 ダグラム Ver. GT DXコンプリート版
21780円 12月発売予定
1/35 ダグラム Ver. GT
13200円 12月発売予定
「ガンダムサンダーボルト」でお馴染みの
太田垣康男先生によるコミックス
「Get truth 太陽の牙ダグラム」に登場する
アップデートされたデザインのダグラム。
1/72では既に発売されているが、
ダグラム史上初となる1/35の大スケールで
プラキット化!
ターボザック、ガドリングガンと太陽の牙の
フィギュアが付属するDXコンプリート版と
その3つの代わりにカッターアームが
付いている通常版の2形態で発売される。
オレは展示品の状態が再現できる
こっちにはカッターアームは付かないのね。。。
カッターアーム仕様はこっちでガマンするわ。
既に関節はプラプラになってるけど。






お披露目は前回のワンフェスだったけど
塗装された物はホビーショーが初展示。
太ましく、どっしりしたフォルムで
重厚感溢れるプロポーション。
ガンプラのPGに相当するサイズだが
マッシブなので、かなりボリュームがある。



大スケール相応のハイディテール。
デカいだけでなく密度感も凄い。
もとい、MAX渡辺氏本人による塗装が
凄すぎて、商品の「素」に近い状態とは
言えず、見本としては盛られすぎた物のよう
にも思えるけどw
新製品発表の場で、いきなり「作例」を
見せられても戸惑うが、超かっこいいので眼福。
前腕と肘関節は合わせ目が消されていないの
かな?


オリジナル武器のガドリンガンもデカくて
迫力がある。
リニアキャノンのアーム部も、
よりリアルな感じにリアファインされている。


ちゃんと撮れなかったけど、
DXコンプリート版には同スケールの
太陽の牙メンバー7人のフィギュアも付属。
小サイズながら、体型だけでなく、
顔の特徴も捉えた入魂の造型。
ナナシのにやけた顔も、ロッキーの
V字に禿げ掛かっている頭部も
しっかり認識できる。服のシワも再現。

大きさをイメージする参考になるかどうかは
分からんけど、いちおう1/72ダグラムと
一緒に写っている写真も。
プラモデルにしては結構高いけど、
今まで無かった感じのダグラムの立体物なので
かなり楽しみにしている。

COMBAT ARMORS MAX29
1/72 コンバットアーマーダグラム
ハングライダー装着タイプ
5800円 10月発売予定
絶賛プレミアのアップデート版ダグラムが
ハンググライダー装備で再登場。
通常のダグラムにも組めるので、
買い逃した人は
今回展示は無かったが、
MAXファクトリーのダグラムシリーズは
まだまだ今後も期待大。




続いてはマクロス関連の新作。
PLAMAX 1/72 VF-1J
バトロイドバルキリー(一条輝機)
4180円 2024年3月発売予定
バトロイド状態固定のキット。
VF-1の立体物は完成品も含めると
飽和状態で、
だけど、PLAMAXのバトロイドは
設定画やアニメ劇中を思わせる
プロポーションで
今までありそうでなかった感じの
ある意味原点回帰とも言える商品で
何気に新鮮味がある。


ファイター形態のプラモでは、一条機に続いて
VF-1Sロイ・フォッカー機が5月発売予定。
この先もいっぱいバリエーションが
出るだろうね。


今年はボトムズの40周年。
そのメモリアルイヤーに合わせて、
マックスファクトリーも新作プラキットを
投入!
2021年2月のイベントで発表され
それきり音信不通だった
ストライクドッグ&ブラッドサッカーが
2年ぶりに2体まとめて復活していた。
(ストライクドッグのみ昨年のスマフェス
でも展示あり)
またお蔵入りかと心配していたけど、
ボトムズみたいな大型タイトルを
見送るわけはないわなw



PLAMAX 1/24 ストライクドッグ
価格・発売時期未定
かつて同社から発売されたガレージキットを
ベースに、可動などのギミックを仕込んだ物に
なるようだ。
前回の試作品から、さらにブラッシュアップ
されており(前回の展示品は当時のキットに
サフを吹いた物だったらしい)、
カッチリとした造型になっている。
ガッチリ太ましいプロポーションには
野暮ったさも感じるが、最近のATの
立体物とは一線を画する逞しさで結構好み。
もう少し頭が大きくてもいい気もするけど。
昔のガレージキットがベースのせいか、
大きい割にはディテールはあっさりしている。
造型も含めてどことなく古っぽさは感じるね。
それがいいんだけど。



胴体などのパーツ割りを見せる展示も。
コクピット内部も細かく再現されている。
お披露目から2年のブランクがあったけど
しっかり設計は進んでいた…のかな?
まだ油断はできないけどw、(なる早で)
無事発売決定の報が聞けることを
心待ちにしている。。。




PLAMAX 1/24 ブラッドサッカー
価格・発売時期未定
こちらも伝説のガレージキットを
プラキットとして復活させた物。
ストライクドッグ同様、力強いフォルムで
かっこいい。
コンスタントにリリースを続けるWAVE、
再び腰を上げたバンダイ、そして新たに
マックスファクトリーの参入で、
ボトムズのプラモシーンも賑やかになれば
面白いね。
もう1社ぐらい参画してもいいと思う。
あっ、外伝専門に出している所もあったか。

ダグラム、マクロス、ボトムズなどの
メジャー案件だけでなく、
こんなマイナーな物も出すらしい。
PLAMAX ブラスティー
価格・発売時期未定
知る人ぞ知る伝説の80年代リアルロボ(?)
が再びプラモデルで復活!
ブラスティーはモデロイドで発売されたけど
PLAMAXではホビージャパンに連載された
小説版のデザインで立体化するようだ。



デザインの構成要素は同じだけど、
ゲーム版とは形状が全く異なる。
ゲーム版は普通に人型だったけど、
小説版は戦闘機形態の面影を色濃く残す
よりメカっぽい姿になっている。
キャノン砲とタンクは巨大に、
腕はサブアームのように小さく、
脚部は歩行を目的としないスタビライザー
みたくなっている。
ヒロイックではなくなっているけど
こっちのブラスティーもかっこいいな。


戦闘機形態。
ゲーム版とは全く異なるシャープなシルエット。
ゲーム版はロボットのデザインから逆算して
戦闘機のデザインを割り出し、小説版は
戦闘機のデザインありきで、ロボットを
デザインしたように思える。
かなりニッチなロボットだと思うけど
ブラスティーはモデロイドでは珍しく
結構なプレミアになっているし、
隠れた人気があるのかな。
小説版ブラスティーも魅力的なデザインだと
思うし、お蔵入りさせないで欲しいね。
マックスファクトリーのアイテムには
他にも紹介したい物がいくつかあるけれど
本日はここまで。
でも、かなり濃いネタが目白押しだった
でしょ?w
次回もグッスマブースより、ボトムズと同期の
メモリアルイヤーに連動したアイテムなどを
紹介するよ。
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